このレビューはネタバレを含みます
捨て子だったとか、夫が出稼ぎで子供を作って来たと言う嘘とか、まともでない話に、子供との再会を被害者視点で感動的に描くかと思いきや、加害者側の苦悩も加える事で、話の軸がぶれて、全然感情移入出来なかったです。
大体3歳で誘拐されれば、トラウマになってもおかしくないのに、記憶がないって、本当に実話なんでしょうか?映画の脚色だとしたらお粗末過ぎます。
社会的メッセージを含ませてるつもりでしょうが、それが全く伝わらないです。作り方に問題があるような...。それともお国柄の違いで、私の感性が悪いのか?映画としては物足りませんでした。最後のドキュメンタリー部分をひたすら流した方が、胸に刺さった事でしょう。