もっちりん

少女戦争のもっちりんのレビュー・感想・評価

少女戦争(2010年製作の映画)
1.5
デスゲーム系の映画ということで鑑賞。

うん…うん。

「女子高生7人を狩れば願いがかなう」という裏サイト(仮想空間)に入った友人を助けるために、ヒロイン自らもゲームの世界に入ることに…というストーリーの作品。戦争というか女子高生バトルロイヤルです。ちょっとファンタジー入っちゃってますが目をつむりましょう。

とりあえず、場面場面で主人公のキャラが変わっているせいで凄く見づらい。冒頭で日常に嫌気が差しているのか「お前ら死ね死ね」とか言ってるヒロインですが、次の場面では「友達助けなきゃ!」となっていたり心情どころか性格変わっちゃってる気がします。

演技はなんとか許せるレベルなんですが、アクションがちょっと…。シロウト感を出しているにしても、生きようとする必死さが無い。アクションしなくていいから本気で自分の命を守ろうとしてくれ!

また、少女どころか婆ちゃんや女装した男も出てきたり…色々とザルな設定。特に伏線とかも敷かれていないのでボケっと観ていても大丈夫。とりあえず食べ方が汚いという印象しか残っていないです。

そして何をどう解釈すればいいのか全く分からないラスト。誰かに解説お願いしたいです。キャラ設定どころかストーリーも破綻しちゃっている気がします。

テーマは分からないでもないですが、もう少し現実味を追求して欲しかったです。

あ、エロはありませんでした。
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