Shu

たかが世界の終わりのShuのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
2.5
グザヴィエ・ドラン監督・脚本・編集の「たかが世界の終わり」観てきた。
死期が迫る主人公ギャスパー・ウリエル演じるルイはそれを伝えるために12年ぶりに家族の元に帰る。母と妹と兄とその嫁。
ほとんどは会話劇で成り立ってる話なんだが兎に角、口喧嘩ばかりで全体的にギスギスと緊張感がみなぎる。特に兄のバンサン・カッセル演じるアントワーヌが酷い。アントワーヌとルイのドライブシーンは長回しで圧巻の演技だった。兄の嫁カトリーヌ役のマリオン・コティヤールは唯一他人なのに救われる存在なのがいいね♪
それぞれの不器用な家族同士でひたすら痛々しく観る人を選んじゃう作品かも。
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