健一

たかが世界の終わりの健一のレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.6
久しぶりに『映画観た〜』って感じ。
さすがカンヌ映画祭でグランプリを受賞しただけのことはある。


劇作家として成功したルイは 家族に自分の死期が近いことを伝える為12年ぶりに里帰りする。
母は息子の好物をテーブルに並べ 幼い頃に会ったきりの妹は ソワソワ しながら帰郷を待つ。
さらに兄とその妻もルイに会うため実家を訪れていた。
久しぶりの一家団らん。幸せな ひととき になるはずだったのだが・・・

家族 のことは 家族 にしか分からない。
共感 はできるが 深く は理解できない。
この世界共通のテーマを画面に叩きつけてくる巧みな傲慢性。
いかにも『頭の良い人』が撮った作品って感じ。

フランスの名優達が顔面ドアップで
目、眼尻、吐息ですごい演技を見せてくれる。
「ラ・ラ・ランド」同様この監督も若い
(27歳)‼️😳
今回の勝者はヴァンサン・カッセルかな?

良い作品にめぐり逢った幸福感でいっぱい。


2017年3月13日
YEBISU GARDEN CINEMA screen 2
💺93席
客入り 20人いないかな? 😔

初めて恵比寿の劇場を訪れたのが1994年。
今回、初めて 夕方 に足を運んだ。🌆
健一

健一