このレビューはネタバレを含みます
伏線が少なく理解が難しい場面がある。
あの最後のおわりは?
予告編で「死を告げる為に帰ってきた」と言っていたのにそれっぽいシーンはあったけど予告見てないとわからない。
ルイがゲイだとわかるシーンはあるからそこから汲み取るのが筋かな?
想像で賄う場面が多かったように思う。
しかし、作りや話自体は好きだった。
あの、煩くてまともじゃない家族。
曲が耳について離れない。
話し声は次第にシャットダウンされる。
妹の「事件や殺人など家を出るまでの理由なんてなかったのに」という言葉。
そうじゃなくて、話の通じないあのバラバラな家族の輪に入れない、入りたくないのだ。多分。
主人公の感情はなんとなくわかる部分も多い。
解りたくないけど。
なんども見ればまた違った解釈ができるのかもしれない。
そんな映画だった。