たこ

COBAIN モンタージュ・オブ・ヘックのたこのレビュー・感想・評価

3.0
僕がロックバンドに興味を持つきっかけとなったのは、クイーンのフレディ・マーキュリーです。彼のインタビュー記事や思想をまとめた書籍も買って読みましたが、共感できる部分は多くはありませんでした。その点、カート・コバーンについては、調べれば調べるほどわかるなあという考えがありました。ニルヴァーナというバンドは、いつどこで知ったのかは覚えていませんが、高校生のときには知ってたような気がします。ネットに転がってるような情報は真偽もわかりませんし、あの世にいる本人は、そんな風に勝手なイメージ付けをされることも望んでいないかもしれません。それでも彼に魅了された人間は彼のことを求め続けると思います。僕がこのドキュメンタリー作品に辿り着いたのもそういうことなんだと思います。自殺か他殺かは諸説ありますが、どっちにしても彼が好きなことに変わりはありません。これからも彼の遺した音楽を聴き続けると思います。ロックンローラーは精神病を患っていることも珍しくありませんが、僕もあとは楽器を手にするだけなのかもしれません。27歳になるまであと5年ですが、何かひとつくらい人の心に刻みたいです。
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