テル

COBAIN モンタージュ・オブ・ヘックのテルのレビュー・感想・評価

3.8
カートみたいな人を観るとああ、こういう人こそ音楽やるべきなんだなと感じる。
きっとネバーマインドで売れる前は自分の音楽をもっと大衆に知らしめたい気持ちがあったに違いない。一方で有名になることは商業主義な薄っぺらいバンドがやることだっていう思いもあっただろう。
彼のような純度100%の人間にはこの世の中では生きづらいだろうな。社交性のあるデイブがニルヴァーナに加入してよかったと思う。ちなみに私はデイブ大好き。今度フーファイターズのドキュメンタリーも観てみたい。
アーティストの中には売れに売れてしまうとどうしても次の作品からはプレッシャーがあるし作るにもビジネス的な要素が出てしまって本来あった良さが消えてしまうことがある。自分が心から楽しんで曲を作るということも忘れてしまうのは悲しいしカート本人もそれを恐れてたと思う。
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