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彼女が目覚めるその日までのにをのネタバレレビュー・内容・結末

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本語タイトルとフライヤーからしてラブストーリーだと思って見始めたんだけどなぁと少し残念な気持ちだが、最後は家族愛や病気と向き合う医師の辛抱強さに痺れた。

スザンナという女性の闘病を描いた作品。
本人の葛藤や苦悩はもちろんのこと、周囲の人間にもスポットを当てられている。

クロエの芝居がすごい。体調悪い時ってああなるんだよ…と実感ある挙動にこっちまで具合が悪くなりそうだった。

家族愛といえど、母のローナが父のトムに押し付けるシーンは、なんというか、実際はこうなんだろうなと心苦しい。支えるのだって辛いんだ。綺麗すぎる家族愛で終わらなかったのが現実的。

スザンナ役のクロエ・グレース・モレッツ、見たことあると思ったらキック・アスのヒットガールか!
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