Please stand by（施設でパニクった時に言われる「そのまま待機」）
「アバウト・ア・ボーイ」でいかれたお母さんを好演したトニー・スコット目当て。
彼女が施設長スコッティ。
そして施設に暮らす自閉症で特殊な才能を持つ「スター・トレック」少女ウェンディ。
「最高に素晴らしいことAll the bright places」で良いと思ったエル・ファニングだと思っていたらダコタの方でした。
「トワイライト」はつまらない映画だと思ったがここで観るダコタ・ファニングさん、素晴らしいです。
彼女が全てと言って良いと思います。
この姉妹、特に美人ではないが魅力的ですね。
さて映画に戻ります、
シングル・マザーに愛されて育った姉妹。
愛情深い姉だが時々癇癪を起こす妹ウェンディをどう扱って良いか悩んでいる。
母亡き後結婚して自分が妊娠した時、悩んだ末妹を施設に入れた。
毎日のルーティンをこなすウエンディ。
生家を買い戻すために「スター・トレック」の脚本コンテストに応募する。
家に帰りたいのです。
そして脚本を届けるためにロスアンジェルスまで愛犬と旅をするウェンディのコミカルでハラハラなロードムービー。
彼女の「姉恋い」ストーリー。
他人の目をまともに見られなかったウェンディが大作を書き上げ、様々な困難を乗り越え原稿をパラマウントに届ける（最後は強引に押し付ける）成長物語でもあります。
「スター・トレック」が肝でそのせいでウェンディが施設長スコッティの息子サムやLAPDの警官と心を通わすのだが、自分の知識が足りないのがちょっと残念でした。
異物な感じのスポックがウェンディなんですね。
