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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.0
猿と人類が全面戦争に突入して2年。猿の群れを率いるシーザーは、軍隊を統率する冷酷非情な大佐の奇襲によって妻子を殺されてしまう。大佐への憎悪に駆られたシーザーは、多くの仲間を新たな隠れ場所へと向かわせ、自身はわずかな仲間と共に復讐の旅に出る。その道中で口のきけない人間の少女と出会い、ノバと名付けた一行は、さらに人間の物資を盗んで生きている奇妙なチンパンジーのバッド・エイプと遭遇し、大佐の居場所を知る彼に道案内をさせる。やがて大佐のアジトである巨大な要塞にたどり着いたシーザーたちだったが、冷静さを失っていたために大佐に捕獲されてしまう。だがシーザーは、大佐から猿ウィルスに感染した人間が言語能力や思考能力を失い退化したことを聞かされる。 仲間たちは、大佐に囚われたシーザーたちを救うため、シーザーは生き残りの仲間たちを結集して最後の戦いに挑もうとする。
「猿の惑星」エピソード0を描いた3部作最終章。
争いを好まないけど、大佐に妻と子供を殺されて人間に憎しみを燃やすシーザーの葛藤、人間の思わぬ退化の謎、人間との最終戦争、特にクライマックスのシーザーと仲間が協力して収容所を脱出して人間との最終戦争を挑むスペクタクルバトルは迫力満点だし、人間の運命を決めたのが科学と自然現象というのが皮肉が効いている「猿の惑星」エピソード0最終章。
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