アメリカの悩める若者たちが描かれているような、よくある「低予算のB級青春映画」の中では、かなり最高級な作品！
一見意味のないような描写も、後からすべて意味があるパンチに変わっていて(エンドロールも要注目)、ダラダラフラフラ終わりがちなこのカテゴリーの中では一線を画している仕上がりに思えました。主人公の心情が、セリフがなくても伝わってくるシーンも多くて、その点も良かった。
「DJを夢見る青年が、有名DJの門下で揉まれていく」というのが映画の軸ゆえ、エレクトロニック・ダンス・ミュージックが流れまくる映画なのですが、その好き嫌いで評価は上下しそう。僕的には最高でした。
シナリオ点4
構成点4
演出点3
映像音楽点5
印象点4
エモーショナル点4
追加点0.2
総合点4.2
