オトマイム

神のゆらぎのオトマイムのレビュー・感想・評価

神のゆらぎ(2014年製作の映画)
4.0
飛行機墜落事故が起こり、ただひとりの生存者が重体で病院に運ばれる。
彼の担当となった女性看護師には、白血病の恋人(グザヴィエ・ドラン)がいるが、宗教上の理由で輸血ができず、信仰と命との間で悩み苦しんでいる。

重体の患者を看護するうちに芽生える心のゆらぎ。絶対と信じているものがゆらぐ時、人は打ちのめされるのですね。
人生における選択と運命というものを考えさせられた。群像劇としても傑作だと思う。