《お一人様は動物に。》
独り身は動物にさせられる。
そんなぶっ飛びのストーリーです。
しかしそこを面白く描くのではなく、なんならそういう設定があることで他にどんな作用があるのかを描いた作品でした。
監督は『聖なる鹿殺し』の人。
あぁなるほどね…だからずっと不快だったのか(笑)
この監督ってシリアスとギャグに境界線持ってないから笑えないし、笑って良いのかもわからない。
２作しか観てないですが受けた印象は同じでした。
会話も意図的につまらなくしているのかなぁ？とかも思っちゃいました。
なんでそんな会話をずっとしてる？みたいな場面が多いので。
全く先が読めないストーリーなんです。
急に斜め上行ったかと思ったら、今度は真下に行った！みたいな展開ばかりなんで予測不能過ぎます。
良い意味でも悪い意味でも。
個人的には『聖なる鹿殺し』は好きではないけど印象はめちゃくちゃ残った作品でしたが、本作はそこまでかなぁ？
ラストカットは少し『インセプション』のような巻き戻して観たくなるやつでした。
