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ちはやふる 上の句のKHのネタバレレビュー・内容・結末

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ちはやふるってまだ漫画続いてたんやな(本屋に行って新巻で35巻を発見して)。。

自分が母親の買ってたBE・LOVEでハッピーやらひまわりやら読んでいたころに"ちはやふる"が始まったのを覚えてる、自分も小学生の頃に百人一首を学校でやらされたので最初の10巻あたりまでは読んでいた。

今回の映画は上の句/下の句の2部構成で今作上の句は原作で言うと2巻から4巻の中くらいまでの話となっていた。千早と太一の再開から瑞沢かるた部結成のための部員集め、全国高等学校かるた選手権東京都予選の話を映画の尺に合わせて端折って時には細かいところを変えて構成されていた。

出演者の方々、上白石さん以外個人的に苦手だったんですが、、この広瀬すずは良い広瀬すずですね。漫画の千早をうまく表現できていたと思います。上白石さんも漫画のキャラにすごく似ていましたね。一番似ていたのは北央のヒョロでしたが、、
野村周平は、まぁ及第点、、でも真剣佑てめぇはダメだ。。なぜ新を本郷奏多君に依頼しなかったんだ。そうしていれば☆4.5は軽く超えていたのに。上の句は新があまり出てこないので下の句ではさらに点数に影響が出そうです。。

あと映画のストーリーは恋愛成分を多めにしているような昨今のいけ好かない若年層狙いが見え隠れしていたのも少し辟易するようなポイントでした。最後の東京都予選でもなんか太一がラスト決めてたしね(原作は千早が須藤との試合で終わる)

これらの個人的減点がありますが、この映画は老若男女誰が見ても楽しめるだろうし、心が盛り上がるポイントもありデートにも使える、下の句へのつなぎも及第点できちんと青春していたので秀作だったと思います。
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