菅藤浩三

アクアマンの菅藤浩三のレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
2.0
画像はものすごく綺麗です、海の中での戦闘シーンをここまできれいに描写した映画はないはずです。しかし、主人公の風貌が汚い、主人公の弟が地上をあそこまで敵視する理由がわからない、地上の海賊が黒タコみたいに改造されるのを承諾した理由が皆目わからない地上の海賊は主人公を殺してもその後は黒タコの恰好で生涯くらすつもりか。主人公の弟の許嫁が主人公を徹底して味方する理由がわからない、主人公の弟の許嫁の戦闘能力を高く設定したのは今どきは女性も守られる存在から自ら守る存在になったというジェンダーの反映だろうが。主人公の母親ニコールキッドマンと、主人公を育て上げた師匠ウィレムデフォーの2人は大物だが、もっと作品を選んで出演してほしい。とにかく絵がキレイなだけの作品で、ラッセンの画をスライドで2時間見ていたほうがマシだったかもしれん。金かかってるのはわかるしヒットはしたようなので続編はつくられると思うが
菅藤浩三

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