Masato

アクアマンのMasatoのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
4.2

2024.01.12 2回目 続編に向けて復習

ジェームズワンならではの縦横無尽なカメラワークによるアクションシーン。広角を使いながら非常に奥行きのある撮影。赤と青に統一された色彩美のあるカラーコーディネート。地上、水中、格闘、剣戟、大戦争と多種多様なアクションシーンの数々。それぞれにユニークさと小ネタのようなアイデアが詰め込まれていて、宝石箱のようなアクションヒーロー映画。ジェームズワンの傑作の一つ。素晴らしい。
後に本作で培われたアクションシーンがマリグナントに継承されたと思うと感動。

↓公開当時の感想

IMAXレーザーにて

超絶スペクタクル!

DCEU最新作にして10億ドル超えの大ヒットを飛ばし、10億ドル映画2本目となったジェームズ・ワンの最新作。

143分中92分はレーザーIMAX仕様のアスペクト比、その他のシーンも通常IMAX仕様のアスペクト比で殆どがIMAX仕様に出来上がった作品なので、IMAXで見るしかない。

ストーリーはドラゴンクエストのロトの剣探しみたいな物語とライオンキングみたいな王権争いの物語でかなりシンプル。だが、親子の物語や王として成長するという、程よい伏線の回収などがあってかなり頑張っている。ブラックマンバとのシーンは物語全体の良いアクセントになってる。

問題なのはアクション。ブラムハウス関係のホラー監督は、日々巧みなカメラワークで怖がらせてるため、アクションの撮り方も尋常じゃない。

地上でのアクションシーンは、アクションもカメラワークも建物に出たり入ったりと、縦横無尽に動く。男も女も構わず動きまくる!

水中アクションはCG全開の血中濃度爆アゲなド派手スペクタクルアクション!やり過ぎじゃないかと思うほどにスケールがデカくなる。ゴリ押しバトルのクライマックスシーンは鳥肌たちまくり。サービス精神旺盛なジェームズワン監督は、余すところなくアクションを見せつける!

とあるシーンでは急にホラー映画に。ジェームズワンの本領発揮。

その他も、キャラクターのデザインが素晴らしい。海底をモチーフにしたコスチュームは、どこか日本の仮面ライダーみたいでカッコいい!ブラックマンバの見た目の素晴らしさ、アトランティス兵のゲーム兵士感、オームのコスチュームのかっこよさは最高!!

キャストも最高!ウィレム・デフォーにドルフ・ラングレンとか好きすぎて興奮したし、個人的に好きな俳優で死霊館常連のパトリック・ウィルソンが悪役で嬉しい!ニコールキッドマンも出てるし、アンバーハードもエロくて最高!
ジェイソンモモアの筋肉最高だぜ!
某金正恩のランドール・パクもちゃっかり出演!
ジェームズワンのお友達のリー・ワネルもカメオ出演。

ほぼ完璧なワンダーウーマンは超えられないが、十分に素晴らしい!続編に期待。
Masato

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