Taketo

DOPE/ドープ!!のTaketoのレビュー・感想・評価

DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)
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のっけから意外性のある物語で、序盤はよくある学生の青春映画といった感じだが、登場人物が黒人に置き換わっている事によって人種関係なくギーク(オタク)やいじめられっ子はいるという事を改めて思った。他にもバントの物語かと思ったら、ギークの主人公が薬の売人と仲良くなりだし、「あ!これは売人とギークという普段相容れない二人が音楽を通じて心を通わす物語か」と思えばクラブでトラブルに巻き込まれ、薬をもって逃げるハメになるし、最終的には売りさばくという予想できない展開が多かてよかった。しかし「スリービルボード」のように綺麗に予想を裏切っていく作品と比べると粗雑な展開ではあると思った。
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