テロメア

シャドー・オブ・ナイトのテロメアのレビュー・感想・評価

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)
5.0
最近、スーパーヒーロー映画が続いていたので、久しぶりに肉弾戦のアクションが見たくなり見たのですが、あれ、スーパーヒーローですら3回くらいは死んでるよね、てくらいの傷を負ってもなおも戦う姿に、人間てこんなにも頑丈なんだなぁ、という謎の感心をしてしまった。普通は死んでいる。

しかし、久しぶりにゴアたくさんの映画だった。久しぶりすぎて最初はしまったと思ったのですが、30分もすれば慣れて、おーめっちゃ飛び散るやん、と感心。ゴアが苦手な妻も『ザ・レイド』シリーズを頑張ってみてイコ・ウワイスのファンになったので、本作と同監督作の『ヘッドショット』も勧めているのですが、今作はさすがに勧められないくらいの飛び散りようでした。ザ・レイドシリーズは一対多数、ヘッドショットは一対一のアクションの違いがあってお勧めなのですが、本作はその両方が程よくあり、全員が敵味方も頑丈ボディなのである意味安心して見られる。

本作の頑丈さは、ナタで背中をぶん殴られても、銃弾を数発浴びても、小指が欠けようとも、臓物がポロリしようとも、敵も味方もまだまだ戦えるという頑丈さ。そもそもあれだけ戦ったあとに、そいつを殺すためにどんだけ弾丸打ち込むねんというくらい蜂の巣にしたあと、まだ頭を撃ち抜かなければ終わらないという徹底ぶり。ゾンビよりも遥かに頑丈。ここの人らがゾンビになったら戦車の主砲で一人倒せるくらいの強さなのでは、と思うくらいだ。強い奴にはぼろぼろになっていても蜂の巣にしてから頭を撃ち抜いておかなければ倒したことにはならない、という謎の説得力。凄かった。

これ、Netflix制作だからここでしか見られないのがなぁ。Blu-ray販売してくれたら即欲しい。配信はいつ消されるかわからないから、やっぱり所有している方が安心できる。Blu-ray販売して欲しい一作でした。
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