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最悪の展開、そのもう一歩先を描く。
考えうる(よくある)最悪の展開に、もう一つ先のシーンが描かれているのが、おお、と関心したところ。さっそくシーンのネタバレになってしまうのですが、これだけはものすご>>続きを読む
『アクション映画』ではなく、ちゃんと『映画』だった。
まず、アクションシーンを見たいがため以外で、映画としてドラマパートを見てもちゃんと再発見があるところに驚いた。こう言ってはなんだが、過去の坂口拓>>続きを読む
死ぬ時は、スタンディングモードで。
古今東西のAIバディものでよくあるテンプレ、言い換えれば超王道な娯楽映画でした。そして真っ先に思い出したのは『ガンヘッド』と言うね(上記のセリフがよぎった)。完全>>続きを読む
先日、小説『アヴァロン 灰色の貴婦人』を読み、定期的に観たくなる本作を再鑑賞。長年本棚の肥やしになっていた小説でしたが、まさかがっつり続編だったとは。小説を読むと、世界観がより鮮明になりました。ただ、>>続きを読む
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「大事な仕事は、人からは見えないほうがいいんだ」
初見は、閉じ師としての心構えのように聞こえるセリフでした。が、本当は別の意味があったのかもしれない。もし、閉じ師が『見える』仕事としてあったなら、彼>>続きを読む
今から約20年前の2004年。この年に公開された押井守監督作『イノセンス』と本作が、幼き私が豪語していたセガサターンかプレステ1のゲームムービーを見て、これがいずれ単体映画になりアニメや実写と融合する>>続きを読む
最近、スーパーヒーロー映画が続いていたので、久しぶりに肉弾戦のアクションが見たくなり見たのですが、あれ、スーパーヒーローですら3回くらいは死んでるよね、てくらいの傷を負ってもなおも戦う姿に、人間てこん>>続きを読む
今作は概ね満足のお祭りヒーロー映画でした。お祭り映画として考えるなら、『アベンジャーズ』のようにニューヨークという世界観を描く必要のないところで暴れた方が楽しい。が、今作は架空の独裁国から始まるから、>>続きを読む
実写版『ルパン三世』は続けることに意味がある、と豪語した矢先に、Amazonによりスピンオフとして今作が制作され、やはり海外はフランチャイズ化が大切だとわかっていて凄いなぁ、と思うに至る。そもそもアニ>>続きを読む
怪獣映画の人間ドラマは最小限でいい、というのが怪獣映画ファンの共通見解だと思います。特に怪獣同士のバトルものは。私もそう思うし、今作を見る限り(1時間くらいでしたっけ?)カットされたというらしいが、残>>続きを読む
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)以前のヒーロー映画の傑作。ではあるが、公開版が好き勝手にいじられているため、全世界に広がったのはダメバージョンな不遇作。
とはいえ、私個人は当時のDVD>>続きを読む
今作は予告編がダサ過ぎてよくある邦画による実写化失敗例だろうと思い回避していましたが、そもそも北村龍平監督の作品が好きなので魔が差して鑑賞。結果として、あれ、邦画の実写化ではかんなりの成功例では、とい>>続きを読む
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これほどの映画が邦画であることに、最近の邦画は徐々にちゃんとした『映画』を作ることを意識していると感じる。特に若手が本当に凄い。とまあ、思うのですが、これは超低迷していた邦画だから、という贔屓目がかな>>続きを読む
映画としては正解だろう、とは思う。特に当事国ではない海外に向けてなら。しかし、国内ではほとんどがリアルタイム世代であり、あの現状を見ていた国内に向けてだと、もっとドキュメンタリー調に描いた方が良かった>>続きを読む
作り手の思想垂れ流しを昔のテレビの再現ドラマのクオリティで、という感じか。
まず、これはプロパガンダ映画ではない。なぜなら、プロパガンダ映画とは出来が良くなければ逆効果だからである。今作を見て、何か>>続きを読む
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イングリッシュ=イギリス人ではない。
上記の字幕のせいで、最初イギリスが舞台なのかと思ったくらいだ。アーミッシュのことを観賞後、軽く調べたところ『イングリッシュ(English)』はアーミッシュ的に>>続きを読む
自信とはバカの知性の代用品である。by ドクター・エッグマン。
とにかく、ドクターのキャラが好きすぎた。登場シーンから現場責任者の軍人に一言も喋らせないし、名前を聞きつつ「誰もきょーみなぁーい!」と>>続きを読む
ヴィランの娘が一番可愛い、往年のハリウッド映画。
アメリカ映画ともヨーロッパ映画とも違う色彩感覚があるため、ロシア映画の特にSFはそれだけで見ていて心地がいい。自分の肌に合うのか、セットの部分はイマ>>続きを読む
眠れぬ夜に触りだけを観ようと再生したら、気がついたら見入ってしまっていた。昨日はそれで寝不足になりましたが、満足度は高かったです。
戦前の映画なので画質は悪いし、音声は途中何度も途切れるわ、白抜きの>>続きを読む
ワンダーウーマンのアクションというものは物凄かった、というイメージ。
それなのに、今作のアクションシーンは紀里谷和明監督の『GOEMON』が真っ先に思い返された(あの映画は映像的に良いが、今作は映像>>続きを読む
非常に好みの映画だった。にも関わらず、満点をつけられない。
理由は、作中で多言語にこだわっているのに、韓国手話がカタコトだと言うこと。手話のできない私ですら「どうして耳が聞こえるのに手話を?」とか思>>続きを読む
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非常に好みでした。
ラストに上層現実に出られてハッピーエンド! というように見せかけて、実は自分達がアインシュタインにしたように、いつでも消去可能な存在であることに変わりなく、世界全体が上層世界に管>>続きを読む
宮本武蔵について、今までで一番腑に落ちる解釈でした。生まれる時代を違えてしまったゆえの、徹底した合理主義者が抱えた唯一の非合理な信念。しかも、それを明治政府によりさらに湾曲され、今に至るまでに実像より>>続きを読む
当時、僕はまだ若者であって、今作は押井守監督が若者に向けて作る宣言をして作られたが、初見時には全然響かなかった。映画としてはちゃんとまとまっていて、空戦シーンは迫力があるのに、どうしてかずっと靄がかか>>続きを読む
十年以上前の初見時には、アメリカに渡ってただのスプラッター監督になってしまったと落胆した覚えがあります。しかし、今見返してみると初見時から様々なゴアキュンなスプラッター映画を観たお陰か、今作は上品に撮>>続きを読む
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お金の掛かったB級映画。
テンポ良く話が進み、主人公家族は安全な船に置いてくることで余計な心配無用になり、さらにテンポ良く生き残った希望のウイルス学者を連れて飛び立つのだが、ウイルス学者は速攻でまさ>>続きを読む
久しぶりに玄田哲章版スタローンを観た!
最近は吹き替え版の芸能界汚染が酷いし、汚染されていない吹き替えの方が珍しい。が、Amazonプライムはわかっている人がキャスティングしている。のだが、わかって>>続きを読む
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これはアニメシリーズでの中間くらいにある話数の一つ、何かしらのアクシデントで意識不明になり、夢のなかで自らを再定義(あるいは己を再発見)する話数だけを一つの映画にした感じである。
結論から言おう、面>>続きを読む
めっちゃ久しぶりに完璧なB級映画を観た。
最近、妻と流し見するフリーホラーゲームの実況とかにいるような、チープで薄汚れたマスコットキャラクターが、口のところだけクリーチャーになっているあれが、ニコラ>>続きを読む
久しぶりにひでぇ映画を観た。
SF、過去と未来の東京。とかいう文字だけで観たが、うん、酷い。何が酷いかというと、薄っぺらいんだよなぁ。そのひと言に尽きる。当時のネトウヨと揶揄されたものが、なんていう>>続きを読む
フィリピン版『ザ・レイド』とのことで観てみたら、なるほど、そんな感じでした。ビルではなくスラム街に閉じ込められる。その迷路感は現代のダンジョンっぽく、ファンタジー世界版でダンジョンに閉じ込められてひた>>続きを読む
ブラジル映画を観ていると、ゴッサムって案外安全なのでは? とか思ってしまうくらい警察どころか政治家とか、腐敗しているとかそういう次元じゃないレベルなのが凄まじい。
ゴッサムはなんだかんだアメリカだよ>>続きを読む
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面白そうであり、実際面白く観れていくのに、あれ、やっぱり違うな感に最後まで追っかけられる感じ。
何より、友情のために、と言いながら失うものが多すぎるって。五人の友情で一人の足を助ける。んで、動いた四>>続きを読む
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子供を亡くしたことで引きこもった妻を部屋から出すために、私怨の八つ当たりな敵をお手伝いしちゃったけど、なんだかんだ生身はいいだろう、という雰囲気を醸し出してしまう主人公のお話。
手伝ったらいかんだろ>>続きを読む
アクションシーンはなかなか良い。が、その他は雑。
電車でのバトルシーンが合成とCGの荒い奴のオンパレードとか、爆発する柱がどこかわかるとか(昔のアニメでどこが崩れるところか色でわかる的なのに近いあれ>>続きを読む
CGアニメだからか、バトルバトルバトルで繋いでいくのでスピーディー。吹き替え声優陣がまともな時代だったようなので吹き替えで。アナキンの浪川ボイスでルーカス版新三部作の初見のイメージを思い出したり、今作>>続きを読む