りら

この世界の片隅にのりらのネタバレレビュー・内容・結末

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

『この世界の片隅に』・・・やっと観ました~
広島と呉を舞台にしたお話しって
聞いて、観てみたかった映画です。

ヒロインすずの声は、あのじぇじぇじぇの”のん”さんだって
イメージにぴったり合ってましたよ。
あの時代に、あんなにマイペースにふんわり
だけど、強く生きてるすずさんってすごいって思いました。

映画のエンドロールのとこで、
映画の中でちらっと出て来て出会った女の子の
人生がイラストで物語られてて
すずとの出会いの場もわかって
丁寧で素晴らしい映画だなあ~って思いましたよ。

原爆投下で腕をなくしてしまった母親に手をひかれて
広島の街を逃げてた女の子、
座り込んだまま、息絶えてしまった母親から
離れてさまよってたとき
同じように腕をなくしてしまったすずが
ベンチでおにぎりをおとしてしまったとこを
女の子が拾って差し出すシーン。

女の子にすずが『それ、食べんさい』とあげた時
女の子は腕のないすずが自分の母親に思えて
腕に抱きついてきたとこ、
ほんと泣けてきました。

多くの人に観てもらいたい映画でした。
りら

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