レイトショーにも関わらず、満席で驚きました!
この魅力を語るには語彙力がどうにも足りないんですが、鮮明な色合いで描かれた水彩画のような映画だなーと思います。
すずという女性の目に映った世界、心に映った世界を、すずという女性がそのまま描いた絵の連なりで観るような感覚です。
その世界の片隅に、彼女の、そして彼女のような人たちの本当の感情がある。
全体を通して、そう思わせる演出だったので、勝手にそう解釈しました。
今でもその節はありますが、戦時中は特に言葉や行動に制限の強かった時代なので、自分というものを心の隅に追いやることが多かったと思うんですね。だからそんな解釈になりました、単純にも。笑
見終わったあと、あの時のあの言葉や、あの風景、あの人は何だったんだろう、こうなのかな、とか思えることがたくさんあって、まさに映画的な魅力のある作品だったと思います!
原作も読んでみたい。
製作費のほとんどがクラウドファンディングで賄われたのもスゴいなあ。。