ずっと行きたかったけれど予定が合わず
期間拡大を知り昨日さっそく観てきました
やわらかくてあったかぁい、春の陽気みたいなタッチと打って変わって戦争の激しい恐ろしさがヒシヒシと伝わってくる映画でした
音に、映像の迫力に、
思わず肩をすぼめ、目を見開いてしまいます
絵のタッチが柔らかいから余計、戦争の恐ろしさ、異常さが際立つのでしょうね。
主人公すずと、その旦那周平のやりとりが思わず微笑んでしまいます
能年玲奈さん改め、のんさんの声がまた良いです。
陽だまりみたいな、とろけたバターみたいな心がほう、と落ち着く声でした
最後の最後まで良い映画でした
楽しいも嬉しいも悲しいも全て詰め込まれています
戦時中でもおもわずクスッと笑ってしまう場面がたくさん散りばめられています
戦後70年
あと30年もすれば誰1人として戦争を体験された方はいなくなるでしょう。
どんなに便利な世界になっても、
どんなに平和な世界になっても、
けして戦争を、そのなかで逞ましく生きた人々の"普通の"人生を、忘れたくはないなぁと強く思いました。
あたたかくて大切なことがしっかり詰め込まれていて、そしてとても見やすいので是非子供たちにも見てもらいたい映画です