話題作だし、タイトルも素敵だな、と思ってレイトショーで鑑賞。
鑑賞後すぐに思ったのは「何を見せられたのかわからない」という気持ちだった。
悲しい戦争を伝えるって感じでもないし、「すずさんのささやかなくらし素敵〜」っていうでもないし、可愛らしい夫婦の倹しい生活だけを描いてるわけでもないし。
いろんなテーマが切りとれるけど、どう感じるかは観る側に任せられているかんじ。すごく情報量が作品だと思った。
そして鑑賞後、時間を置いてやっと思ったのは、「すずさん、なにごとも誤魔化さないで生きてるなぁ」ということ。自分の気持ちにも性格にも。
共感、というよりもすごいなぁ、いまの反応はかわいらしいなぁ、とすずさんの表情を見て一喜一憂して楽しめた。
派手なじぶんでも暮らしでもないけど
「この世界の片隅に、わたしを見つけてくれてありがとう」
と言えるすずさん、すごいなぁ。
すっごく長いけど最後に！
エンドロール…とても良かった…。
