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この世界の片隅にのNAOZYのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.3
「この世界の片隅に」を観ました。先週は劇場に行ったら次の回まで完売状態で、ネット予約で席を確保しなければいけないくらいヒットしているようです。
舞台は戦時中の広島。すずは実家のある広島から軍港の町・呉に住む軍人の家に嫁ぎ、様々な経験をしていくお話。
主人公のすずの声は元・能年玲奈の「のん」が演じる。
すずの飄々とした雰囲気にのんちゃんの声はピッタリ合っている。
呉の当時の風景も綿密な取材で再現され、戦艦大和も登場。呉は軍港であるがゆえ米軍の猛烈な爆撃で焼け野原になり、すずもその戦火の中に巻き込まれていく。
原作は未読で予告を見て、ほのぼの雰囲気のドラマなんだろうと油断して見てましたが、後半は「火垂るの墓」の戦争トラウマアニメの地位を揺るがすくらいのインパクトを受けました。
これは是非映画館で体験してほしいですね。
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