つい後回しにしていたけど、たまたまタイミングが合ったので鑑賞。
何気に見始めたけどあんまり気軽に見れる内容ではない事を思い出した時にはもう手遅れ。すでにどっぷり世界観に引き込まれてあと戻りはできない状態にいた。
原作はとても興味深い作品でした。戦争を功罪ではなく日常のバックグラウンドとして捉え、主題は当時の人の生活。という切り口に知性を感じました。今回の映像化もそのコンセプトは感じれました。
こうの史代のあのデザインの人物がそのまま違和感なく動いているのも良かったです。ですが、こうの史代の漫画のイメージが強いので、わざわざ映像に落とし込む意味はあまり感じられませんでした。漫画原作のアニメ映像作品としてはとても丁寧に誠実に作られてるように見えました。どうやらチャンネルをうまく切り替えれなかったのかもしれません。