幸せな涙が溢れ出る。
ずっと観たくて楽しみにしていた映画。
約2時間半泣きっぱなし。冒頭のシーンからいきなり泣いてしまうとは思わなかった。今作で商業映画デビューとは思えない程、めっちゃ良く出来た映画でした!
やはり改めて血の繋がりなんて関係ないんだなと思いました。想う気持ち一つあれば、家族になれるんだと考えさせられました。
大好きなシーンが沢山あり過ぎてあり過ぎて。
その中でも印象的なシーンは、杉咲花ちゃん演じる安澄が人の手話が理解できるシーンが挟まれるのだが、その伏線が明らかになった時は、母親の湯を沸かせる程の愛情を感じ、泣きに泣きまくりました。
もう一つ、終盤に、お母ちゃんが初めて弱音というか本音を漏らすシーン。もう心を鷲掴みにされました。
ラスト辺りの
「双葉さんを見てると、何かしてあげたくなる。そう思うのは、普段からその何倍も何かをしてもらっているから」という台詞は響きました。
「湯を沸かせる程の熱い愛」というタイトルの本当の意味がラストに判明しますが、その愛は本編の色んなとこに散りばめられています。
今年の邦画はハズレがない!今公開している作品で薦めるとしたら、間違いなく今作を薦めます!絶対後悔しないと思います!