このレビューはネタバレを含みます
どこか垢抜けないスーパーヒーロー。
この視点で見ればかなり斬新な設定。しかも最強。
主人公のビリーはただの少年。
はぐれてしまった母親をただひたすらに探し続け、里親を転々としていた問題児でもあった。
そんな彼がなぜシャザムに選ばれたのかは結局のところよく分からなかった。
純粋な心の持ち主ではないとダメという条件が逆に制約をかけていた気がする。
ビリー自身ももちろん良い人だし優しいが、
ただの普通の子だからだ。
ただの普通の子がシャザムになれるなら、
他にもなれそうなものだけどなと思ってしまった。
(事実あれだけたくさんの人が神殿へ連れていかれてるのだから、、)
しかしあの空席の玉座がグループホームの兄妹とリンクしているところまでは分からなかったので、
力を分け与えて皆シャザムになった時は「そう来たか」と思った。
細かいところを除けば面白かったし、
キャストも豪華だったので次回作ももちろん気にはなる。
にしてもシャザム役の俳優は上手いなあ。
あの陽気な少年感が凄まじくツボだった。笑
