アクションコメディとして普通に面白い。
スーパーパワーを持っていても、戦い方を知らないと宝の持ち腐れなんだな、ということが良くわかった。でも気持ちがあればなんとかなるということも。
いくつか気になる点も。
大人になったほうが子供っぽく見えてしまう。あの寡黙な少年が急にアホキャラになるのがちょっと違和感。
あと、いくらなんでもビリーの母親ひどすぎないか。映画だから誇張されているのか、それとも自分が知らないだけで本当にこんなにひどい母親がこの世にいるのだろうか。そう思うと心底辛い。
そんなことがあった直後によくグレなかったなぁ。ヴィランになってもいい境遇なのに、よく「正しいことを！」みたいな正義の行動ができたね。信じられない。
だからと言って、つまらない映画では全然なくて、最後に敵と対峙した時に遠くて声が聞こえないくだりとか、コメディ部分はちゃんと面白かった。(もしかしてデッドプールがこういうテイストなのかな？未見なので。)
