ディアッカ

残穢 住んではいけない部屋のディアッカのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

怪談を紐解いていけば、根っこは同じ

穢れが穢れを産み、疫病のように伝播していく「岡谷マンション」におきた異変を紐解くうちに、全ての怪談の「原初」かもしれない最悪の真実へ辿り着く・・・

最近のCGテンコ盛りクソダサジャパニーズホラー(大爆笑)よりは、由緒正しき90年代ホラーチックの「忍び寄る恐怖」系で、過去回想シーンは名作ホラーゲーム「零」を彷彿させるフィルム劣化による「はっきりと見せない、聞かせない」演出がじわじわくる

個人的には「私」の元へ穢れが訪れるのはもっと序盤から段階的にじわじわ来てくれた方が「奥山家」のヤバさを感じることが出来たかなぁと思う(そもそも「河童」の怪談に触れた瞬間から始まっていた。と考えられなくはないが・・・
ディアッカ

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