このレビューはネタバレを含みます
[ イコライザー THE FINAL ]が観たくておさらい再視聴。
前作に引き続き、デンゼル・ワシントン演じるマッコールが鬼強くてカッコ良い。
ホムセンを辞めて配車サービスで乗せた人たちの人生をミラー越しに眺めたり、常連のお客さんと交流したりして穏やかな生活をしながらも、常連のおじいさんが遥か昔に生き別れた姉を描いた肖像画が売られているので、自分の家の物であると証明しようと頑張っているのを聞いて、友人であるスーザンに頼んで調べて貰う事に。
そして新たな住居では壁にされた落書きを落としていると、同じアパートの若者が有償でならやる と申し出て、落書きをしたのが彼だと見抜いていながらもきちんと学校へ行く事と引き換えに頼む事に。
スーザンは冒頭で謎の3人組に殺された夫婦の事件の調査をしており、その際に泊まったホテル内で若者2人組の強盗に遭って亡くなってしまう。
ショックを受けたマッコールは彼女の夫に必ず報復する事を誓い、彼女の遺品から捜査を開始する事に。
そこでスーザンと組んで捜査をしていた元同僚デイブの前に現れ、自分が死んでいなかった事を明かして再会を喜ぶ。
そして一緒に捜査する事を約束するも、直後にマッコールの配車サービスに乗り込んできた男が襲ってきて揉み合いの末殺害して車を燃やす。
どこから確信を得ていたのかは分からないけれど、デイブの家まで出向き罪を償えと訴えるも、自分たちはある日突然捨てられた、生きるために裏の仕事をするのは自然な事で、不運な人間もいるのだ と主張するデイブと元同僚達3人に、私の友人を殺したんだ だからお前たち全員を殺す と宣言して去っていく。
壁の塗装の後、マッコールのアパートの内装塗装をしている若者が人質に取られたりもするものの、嵐の中マッコールが妻と過ごした思い出の海辺の町で戦いになった末に全員死亡。1のマフィアの調査員より弱い気がする…。マッコールが全盛期の勘を取り戻した後だから？
助け出した若者と荒れ狂う窓の外を眺める。妻を失ってから来ることが出来なくなっていた家だよね…。奥さん美人。
そして、若者は真面目に学校に通うようになり、冒頭の姉の絵を返して欲しかったけれど裁判所にも相手にされなかった老人の元には、姉本人が訪れて数十年ぶりの再会に涙の抱擁。
嵐が過ぎ去った快晴の中、思い出の家から海を眺めながら右手から左手の薬指に指輪を嵌め直すマッコール、で終わり。
昔の事も奥さんの事も知っている唯一の友人だったスーザンが、元仲間に殺されちゃうっていう悲しい話…。
そりゃマッコールもブチギレよ。
お爺さんのエピソードは良いんだけど、若者の方のエピソードがちょっと弱くて勿体なかったかなあ。
全体的に面白かったんだけど、1の方が興奮する感じ。こっちは話自体も悲しいし。
ある意味心の拠り所みたいな感じだったスーザンを亡くして、でもお陰であの家にまた足を踏み入れる事が出来たんだけど、やっぱ普通に可哀想だぜ…。旦那さんも良い人だったのにシナシナになってたなぁ。
やっぱりよく知らないけどめっちゃ悪そうなマフィアを粉砕してくれてる方が気持ちも良いぜ。
