怒らせてはいけない必殺仕事人、ロバート・マッコールの無双っぷりを堪能するハードバイオレンス、その第2弾。
ロシアンマフィアを壊滅させた後、マッコールはボストンで配車サービスの運転手をしながら生計を立てていた。
常連の乗客である老紳士や、住居のご近所さんとの微笑ましい交流を挟みながら、マッコールの日常は過ぎていく。
それは勿論、マッコールの表の顔。
前作のラストで、困っている人に手を差し伸べる決意をしたマッコールさんなので、本作はスタートからその仕事ぶりがフルスロットル。
出し惜しみ無しです。
金持ちのボンクラ兄チャンが相手だろうが、ストリートギャングが相手だろうが、容赦はしない。
ある日マッコールの元に、旧友であり、CIA局員のスーザンの訃報が届く。
彼女はベルギーで起きた事件の調査に出向いていたが、ホテルで強盗に遭遇し、命を落としたのだという。
報復を誓うマッコール。
スーザンと直前まで行動を共にしていたかつての同僚デイヴや、スーザンの夫ブライアンの協力を得て、真相に近づいていく…。
相変わらずのマッコールさんのキレッキレアクションが冴え渡ります。
正に瞬殺。
並行して、今回はマッコールが心を許した人々との交流も描かれます。
特に前述の老紳士とのエピソードや、近所の不良少年マイルズとの絆は、本作の核となるもの。
マッコールが命懸けで守りたいもの、教えたいこと。
それはマイルズの気持ちを動かします。
ベルギーの事件やスーザンの死因に隠された真実。
物語は、ハリケーンが直撃する海辺の町での激闘にもつれ込んでいきます。
デンゼルの続投は勿論のこと、前作で登場したスーザン役のメリッサ・レオ、ブライアン役のビル・プルマン(全然変わらないなこの人)も再登場。
デイヴ役にペドロ・パスカルが新たに参加します。
今劇場で公開しているパート3でイコライザーシリーズは完結とのこと。
スクリーンにマッコールの正義の鉄鎚が炸裂するのを見届けなければ。
早く劇場に駆け付けたい‼️