ニシカ

イコライザー2のニシカのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
3.8
"星五つは付けられないな"

ロバート・マッコールが再びスクリーンに帰ってきた。


"昼と夜では別の顔、元CIA エージェント、ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)。どうやら転職したらしく、昼はタクシードライバーとしてボストンの街に溶け込み、夜は近辺者に起こる不条理を絶つべく、時には国をも超えて残虐に悪人を始末していく。
世の中から消えた人となっているマッコールを現在も知るのはCIA時代の上官スーザン(メリッサ・レオ)ただひとり。だがある日、スーザンがブリュッセルで何者かに惨殺されたことで、過去の自分を知る者達との命の奪い合いへと物語は進み始める。"


デンゼル・ワシントンはキャリア初のシリーズ作品。監督は前作もタッグを組んだアントワン・フークア。この取り合わせは"マグニフェスト セブン"でもタッグを組んでいます。デンゼル・ワシントンを渋く撮れる監督であり、双方の信頼が厚いんでしょうね。

おっさんがめちゃくちゃ強い作品の続編は、ジョン・ウィック然りどうしても前作よりインパクトが欠ける分パワーダウンしてしまう、。しかし、我々みたいなもうすぐおっさん予備軍は、めちゃくちゃ強いおっさんが大好きなので劇場へと今日も足を運ぶのです。

そしてマッコールはやっぱり無双なわけです。でも今作はそこらにある物をガッシガシ使ってくれるわけではないみたいです。。クレジットカードでおデコをパックリ切ったぐらいじゃないかな?ちょっと残念。

今作のメインバトルは以前マッコールが妻と住んでいた広い海岸の町で繰り広げられます。嵐が町に来ていて住民は避難しており、ゴーストタウンと化した町で元イコライザー達とバトルするわけです。劇中で時折ラジオから流れていたのはこの嵐のことだったんですね。これ、ラジオの放送に字幕付けるべきだったんじゃないかな、、。

総評としては、前作からのつながりもあまりなく、ちょっと物足りなさもあった感は否めないような、。

そんな自分は星五つをマッコールには付けられないので、左手の指をバキバキに折られるこになるでしょう。

観た人にわかるネタを仕上げたところで、まとめに入ります。
"誰かがやること"と流さずに自分が行うこと。マッコールの思いも感じれるエピソードを経由し、"嵐吹き荒れるゴーストタウンで繰り広げられるイコライザー対イコライザーの戦い。結果はわかっていますが(笑)是非にデカイスクリーンでその惨殺を観届けましょう!"


❇︎同じアパートに住む青年マイルズ・ウィテカー役のアシュトン・サンダースは「ムーンライト」で主人公の青年期を演じた方ですね。もうすぐ公開の「くるみ割り人形と秘密の王国」では「インターステラー」で子役だったマッケンジー・フォイがメインキャストの一人であったりと、子役だった彼らが少しづつメインストリームに上がって来てますね。成長が早いね、ティーンエイジャーは。。
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