雄大な自然の中を進むヴァイキング達は絵的にはいいよね、でも彼らがここにいる理由と姫を連れてる理由がしょーもないのよ…。
「嵐でも帆を高く掲げよ、帆を下ろすのは臆病者のやることだ」
とかなんとか言ってかっこつけて悦に入ってるとこすんませんけど嵐で帆を下ろすのは臆病とかじゃなくて航海の基本なので下ろしてください、根性で乗り切れとかそういうんじゃなくて技術の話なので…で結局乗り切れずに難破してますし…。
野球のキャッチャーがへんなスイッチ入っちゃって「プロテクターをつけるのは臆病者のやることだ」とか言ってケガして入院してる…みたいな感じです。
インゲン姫(すごい名前だな！)も結果的には守ってるみたいな構図にはなったけど完全に迷子ついでに偶然に拾っただけであわよくば身代金せしめてやろうって金目当てでしかないので連れてる動機が不純でしょーもない。
やっぱり戦う理由とか目的地へ向かう理由って大事なんだなって頼んではないけどあらためて教えてもらいましたよ。
10分くらい尺とってでも彼らが航海に出るまでのいきさつを見せてほしかったかなぁ。
あともいっこだけ言わせてもらうと追っ手の数がガバガバだよ！
馬だと10騎いないのに歩きになったとたんに2～30人ぞろぞろ出てくるからね！
