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エンド・オブ・キングダムのqpのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)
4.0
 イギリスの首相が亡くなったことから、世界から首脳がロンドンに集まるが、大規模テロが起こります。マイクは米国大統領の護衛のために奔走し、という話です。

 米国だけでなく、ドイツやイタリア、日本の首相などが出てくるので、国際的な枠組みで話が進むのか期待しました。ゆっくりと話が進んでいて最初はダレてしまいましたが突如始まり、驚かされます。

 テロの規模や狙いが大きすぎで、建物がどんどん破壊され、世界の偉い人が亡くなります。誰が敵かさっぱり分からないくらい敵だらけで、カーチェイスやバイクチェイスも激しく、次から次へと追手がきます。テロというより、宇宙戦争くらい四面楚歌です。

 マイクと米国大統領は逃げ出すことに成功しますが、ヘリも安全ではないです。マイクが不死身だけではなく、ロンドンの土地勘があるのがつかめません。

 あまりにも終始多勢に無勢ですし、どんどん仲間が死ぬのもあって逃走劇が面白いですが、後半は仲間が増えて失速します。テロリスト側のこれまでの準備が気になりましたが、やはり内部犯は用意していました。ただ、サスペンスのように驚くというよりも、誰この人というくらい、アクション重視の映画でした。
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