仕事のアイディアとかモチベーションもらえるかな?!と思って見始めた映画。
うーん、、、いまいち。
さすがアメリカ企業!な上手いプレゼンテーション、ジョークを入れるセンス、カッコいいオフィス、優秀な人たちには刺激を受けた。
トム・ハンクス演じるCEOとthe circleは完全な透明化に拘る。世界中の至る所に仕掛けて、24時間人々を監視するsee change、そしてその動画をはじめとする映像、コメントをupし、人からのニコとムカを得るtrue you
という2つのサービス提供をビジネスとする。
初めは、風景の完全な透明化と一定期間の映像の保管により、犯罪を抑止、防止することができる。かつ、1個あたりのカメラの価格はジーンズより安いというのだから、良いサービス!と思った。
しかし、それを24時間身につけて完全に透明化することを正とするこの会社と社員には恐怖を感じる。
主人公のエマワトソンも初めは違和感を感じたのに、CEO、サークラーたちからの注目を得ることに快感を覚え、完全な透明化は人間の義務だと主張するようになってしまう。
しかし、24時間自身の生活を晒すことで両親、親友のマーサーとの人間関係が崩れてしまう。
マーサーは、ザサークルのサービスのせいで死んでしまった。
最終的にはエマワトソンもおかしさを自覚し、CEOとCOOにもsee changeを取り付け、誤りに気づかせた。
もう少し早く動けるでしょ、、、マーサーを失う前に、、、と腹立たしく思うのと同時に、せっかくの素敵なサービスseechangeを使い誤った事の惜しさも感じた。
エマワトソンが海で溺れそうになった時、たまたまseechangeで海を見ていた人が気づき、通報してくれた。
現実世界にも防犯カメラはあるが、1つ1つが大きい事、高い。
seechangeだと風景に同化するからその存在に気づかずに犯罪を起こしたりする。
人々に、いつでもどこでも品性良好な暮らしを要求する上でseechangeを街中にばら撒き、そのデータは管理会社のみで閲覧する、というようにすれば良いサービスとなるのに、、、。