セガール幹事長代理

恐怖ノ白魔人のセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

恐怖ノ白魔人(2014年製作の映画)
1.5
町を歩くと、なんでこれで商売しようと思ったんだろう、と疑問を抱かせるお店を目にします。
それの極致が鍵屋で、子供の頃から不思議でなりませんでした。

ケーキが好きだからケーキ屋になる、動物が好きだから飼育員になる。
しかし鍵屋に関してはそういった因果関係が全く見えてこないのです。

本作は化け物と戦う家族の話ですが、この化け物は色白のフルチンです。
色白のフルチンが女子供にどんな酷いことをするのかと、そのぶら下がった武器をどう使ってやるのかと、大きめのクッションを抱き締めながら鑑賞していたのですが、蓋を開けると殴る蹴る踏むというパワー全振りの脳筋野郎でスンってなりました。
フルチンの良さが全く活かされていないのです。

昔、飲み屋で意気投合した三好さん(仮)と次の店を探してたら「ちょっとぼくがしてるところ見ててほしい」って言われて、さっきの店で瓶ビールを奢って貰ったので「いいですよ」って答えたらホントに公園でおっ始まったことがあったんですが、単純な不愉快度だけだったら本作のフルチンより三好さんに軍配が上がります。

魔神が生身の変質者に負けてはいけないのです。

考察サイト読む限り、深いっぽい話らしいのですが、短期間に二度観ようと思えるほど面白くないのも悲しいところです。

ただケツは綺麗でした。