磯田道史さんが原作ということで鑑賞
パッケージやタイトルから てっきりコメディかと思っていました
でもコメディというよりは、人情話を ユーモアを交えて 暗くならず爽やかに描いてる、といった感じです
本当はもっとずっと過酷だったんじゃないかと思います
でもそれをそのまま描くんではなく
肝いりをキラキラ見つめる百姓たちとか可愛くて
旦那衆もみんな欲もワガママもあって人間らしくて
でも つい頑張れと応援しちゃうし
人の心の温かさが胸に沁みる
良いバランス
意外とコメディのセリフまわしがうまい瑛太
守銭奴浅野屋の妻夫木
シリアスな阿部サダヲ
好演でした
無私
家財を売り払ってまで 身代を潰してまで
皆のために
……観ながらずっと思っていました
“僕だったら できただろうか”