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シン・エヴァンゲリオン劇場版のsyuheiのレビュー・感想・評価

2.0
もともとエバンゲリオンに思い入れがなく、これまでの映画も観るには観たがほとんど覚えてないので、劇映画としての評価は俺にはできんわ。スターウォーズにたとえるなら昔観たEp4-6のぼんやりした記憶のままEp9観たような感じだと思う。登場人物も複数「誰これ?」となった。

衒学的で思わせぶりなセリフや演出、幾何学模様の爆発などを観て、あーエバンゲリオンってこんな感じだったなぁと懐かしくなった。その一方で、昔観たときに感じた記憶に残る鮮烈なアニメーション表現が今作ではほとんど見られなかった。何か印象に残るシーンは?と問われて特に何もない。

ストーリーがほぼ理解できていないのでシーンが記憶に残らないのも当然と言えば当然。ただ、庵野秀明監督はアニメーション作品にもうそれほど思い入れがないのではないか、という考えがふとよぎった。

もともと特撮が大好きな監督だし、シンゴジラもちゃんとヒットしたし、そっちに情熱が向いてるのかも。夏のシンウルトラマンは期待大。

追記
作業しながら聴いた別冊 #アトロク 第57回。ドロッセルマイヤーズ渡辺氏のエヴァ映画評に納得。全く思い入れのない俺ですら今どきの劇映画としてこれはどうなん?と思ってた部分を言語化してくださってた。星1つ下げよ。

https://twitter.com/syuhei/status/1371433926049271812?s=20
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