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シン・エヴァンゲリオン劇場版のVAGUEのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

エヴァ歴なんて言えるほどエヴァに心酔していたわけでもなく、観てる時は演出と展開にウヒョ〜〜!となることで感情が忙しかった。だって特撮になったり映画セットになったりなんだり、エヴァの世界をつくりものとして見せる演出、あんなんみんな好きだもん…

ただ、派手なアクションやら過度にドラマチックな演出等々で紡がれる父殺し云々よ象徴的なイメージではなく、対話と相互理解の果てに望まれる未来を作り出したというの含めて、なんか、大人になったんだな〜と思った シンジくんも私たちも。なんかそれが夢がなくて嫌になっちゃったな…作品の出来云々とかそうじゃなく、嫌になってしまった。物語世界に耽溺してないで、現実見ろよ、大人になれってケツ叩かれてるんだなっていうのが。ラストとか特に、も〜〜〜うるせ〜〜うるせ〜〜〜うるせ〜〜〜〜!!!!!!!になってしまった ガキなので………絶対監督オタク嫌いだろって…
でも、"オタク"とオタク現象の象徴のように扱われてきたエヴァの幕引きとしてあれほど相応しいものもないとも思った。
さよなら、すべてのエヴァンゲリオン…
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