Tai

シン・エヴァンゲリオン劇場版のTaiのレビュー・感想・評価

4.0
まるでフルマラソンを完走したような達成感!

〝ヱヴァンゲリヲン〟が再び〝エヴァンゲリオン〟へ。新劇場版3作を経て「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」と表記された最終作。
ちゃんと1から観たのは割と最近とはいえ、TV版放送時に私が小学生だったというシリーズが遂に完結ということで「観たい!」というより「観なきゃ」という、謎の使命感で劇場へ!

すごくエヴァの〝これまで〟を感じる最終作でしたね!観てよかった( ´∀`)b
職場で公開直後に観てきた人から聞いた感想で「エヴァらしい終わり方だった」というのが不安だったんですよね。
〝エヴァらしい〟て…どれ?と笑

確かに本作観ていく上で正直、何を見せられているんだか分からなくなる演出はやはりありましたが、しかしながら着地点は納得できるものだったかなと。
というか色々スッキリ。登場人物たちの感情で観ていく人間としては、満足の物語でした◎

そして、個人的にはエンドロールを観ていて感慨深いものがありましたね。
知ってる名前の数々。声優陣はもちろんスタッフ名や社名。特に原画にいた今石監督とすしお。もう名前見ただけでテンションぶち上がりますね!
1つのスタジオから独立していった方々が別の形で再結集するとか、こういう繋がりは胸が熱くなりますよ(*≧∀≦*)
他にも名のある方々のクレジットを観ていくと、庵野監督がこれまで出会いがここに集約されているようで、長い年月をかけたからこそできた作品なのかなと尊く感じました(*´꒳`*)
素晴らしいですね。本当に素晴らしい。

ガンダムやヒーローのように新たな作品が次から次へと生み出されることで続いていく長寿シリーズも良いですが、エヴァのように1つの世界を突き詰め、最後を見届ける事ができるのも観終わった後の達成感が気持ちいいですね!


とあるシーンにウルトラ防衛隊のロゴステッカーが貼ってあって『シン・ウルトラマン』が更に楽しみになりました٩( ᐛ )و
Tai

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