suzu

シン・エヴァンゲリオン劇場版のsuzuのレビュー・感想・評価

5.0
2回目の視聴。今回は公式の薄い本目当てとヴァージョンが1.0から1.01に変更されたことから視聴した。薄い本は前作Qの前日譚と作画スタッフの美麗なカラーイラストが見れるので、ぜひとも入手されたし。100万部あるようなので、プレミア化はしないだろうし、転売屋ざまあって感じだ。

さて、感想であるが、一応、キャラクターごとに、良きにせよ悪きにせよ結末は用意されている。なかでもゲンドウの内面と詳細な過去が語られたのは、旧エヴァを含めてシリーズ初だったのでゲンドウファンは一見の価値ありだ。

今回のエヴァは、ポスターのキャッチコピーでも言っているとおり、旧劇場版も含めた全てのエヴァンゲリオンの最終回である。これで本当に終わるんだと思うと悲しくなった。次はシンウルトラマンとシン仮面ライダーに期待するとしよう。庵野さんには、またアニメに戻ってきてほしい。

追記

興行収益100億円突破したそうで、国内ロボットアニメ映画部門歴代1位となった。国内アニメ全体でみても師匠の宮崎駿監督の「風立ちぬ」(120億円)に次ぐ9位となる見込みである。(「風立ちぬ」は庵野監督が主演声優、1位は千と千尋を押さえて、あの映画)度重なる豪華な入場特典の影響は大きいと思うが、熱心なファンがあればこその快挙である。これを書いている時点で、劇場公開終了間近であるので、やはり、師匠越えは難しいかな。
suzu

suzu