mskir

シン・エヴァンゲリオン劇場版のmskirのレビュー・感想・評価

5.0
四半世紀分の自らの想いを受け止め、純粋に震えるも、幸福感、満足感、喪失感、寂寥感が入り混じって、鑑賞直後の今、軽く混乱。それだけ自分の中で強く刻まれてきた作品だと実感。
本編は文句なしの世界観で、これまでの歴史をしっかりと紡ぎつつ昇華されまくっている。そして、25年前の最終回でイメージしていたのはコレなのか、と、長い間課せられていた庵野監督からの宿題の回答をもらった気分。
鑑賞中は終劇に近づくことが分かっていながらも、最後まで突き進みたい気持ちと、終わらないでほしい気持ちの葛藤がまさにカオスだった。
心が落ち着きを取り戻したらもう一度向き合う。
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