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アンナの出会いのfilmooのネタバレレビュー・内容・結末

アンナの出会い(1978年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

アケルマン3本目。
映像はとても良かった。
真横からのカットは多過ぎて鬱陶しく感じた瞬間もあった。むしろ冒頭や、列車の扉や、終盤の男性の運転する車のような、後ろから正面へ真っ直ぐ奥行きを映しているようなシーンが一番良かった。
映像はとても良いけど思想が強すぎた。
映画として受容しきる前に、アケルマンの主張ノックをキャッチさせられてる感覚になった。
『ジャンヌディエルマン』でも見られたことなんだけど、ベルギーには夜寝る前に親に性的な話を打ち明ける習慣があるのではないかと少しクスッとしてしまった。
イタリアの彼女となかなか連絡が取れないのは同性愛者が気持ちを伝え合う難しさの比喩かな。
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