ゾンビコメディの金字塔！
ゾンビランド、ショーンオブデッドと並べてゴールデントライアングルとして評したい。
ナードとはまた違ういけてないボーイスカウトのハイスクールチルドレン3人組がゾンビパンデミック世界で、アウトドア技術を駆使して活躍するお話。マジでアイデアの宝庫。ゾンビがストリップ、入れ歯ゾンビ、ブリちゃんカラオケゾンビ、トランポリンゾンビと秀逸過ぎるコメディゾンビ大量に出てき過ぎて最高なんだが！
さらにゾンビが迫り来る中、車のタイヤをジャッキを使って付け替えるというモタつきと緊迫の演出もすごい！
最近、映画「フュリオサ」で超かっこいい女戦士が相手のバイク奪って、その場で組み立てて自分のバイクをアップデートさせるっていう凄腕のアウトローさを発揮するクールなシーンがありましたが、それのコメディバージョンよ。大の男二人で車のタイヤを付け替える工程って、急げば急ぐほど冴えないんだから笑
まぁそういう緊張と緩和もバリバリ効いてて映画として退屈しない。
そして、そもそもアウトドア技術と大災害は、現実世界でも大変重要なのはいうまでもなく、相性の良いコンテンツなのは決定事項。企画が良い！
それらを高校生にもなって磨いているのを、同世代のクラブやホームパーティーで踊って騒いでセックスしてを満喫する同世代にはコケにされているわけ。
一転、ゾンビワールドでは使い所モリモリで超カッコいいっていう、世界が変われば周りからの目線や評価も変わるということをティーンズたちを主体にして鮮やかに描いているんすなー。
「学校での評価なんて、外に出たら何も関係ない」は本当なのよ。自身持っていこうぜ！というさわやかなメッセージがまたキタね。良い映画ってこういうのです。
※なお下ネタはめちゃくちゃ多いです。
