トランスマスター

ゾンビーワールドへようこそのトランスマスターのレビュー・感想・評価

4.0
3人の高校生ボーイスカウトが課外授業のキャンプをしている間に町はゾンビパンデミックでパニックに。キャンプでスカウト大好きポッチャリ君が寝ている隙に普段VRでデロリアンに乗りそうな主人公とお調子者と一緒にパーティーに出掛ける道中立ち寄ったストリップバーでゾンビの存在を知り美人サーバーとお調子者のお姉さんを探しにいくお話です。

◆良い点/注目ポイント
・ゾンビ映画というより良質コメディ
笑えるポイントをしっかり押さえています。好きなシーンは婦人警官ゾンビとお調子者のからみ。ゾンビストリッパーと割れた瓶。ゾンビおじいさんとトランポリン。おばあさんの猫もいい感じです。
・ストリップバーのお姉さんがスカウトをダサいと思っている主人公に説く高校時代のスクールカーストは卒業したら意味がないって場面すごい哲学的でいいです。恐らく彼女は現役時代チアリーダーで相当パディピだったはずとても説得力があります。彼女はゾンビ映画界の葛城ミサトさんです。
・ちょっとだけゾンビ映画らしく3人のお色気担当がいます。先述の葛城ミサトさんとお調子者のブロンドお姉さん(性格良さそうで生存確率高)とその友達のブルネットビッチ(『プリズンブレイク』をスマホで見始めたところはゾンビで無くても死亡フラグが立つ筈。アーメン。)タンクトップやホットパンツなどセオリー通りの夏らしい装いです。
・主人公がスカウトというサイバイバルスキルのある設定がDIYセンターで生きてきます。

◆改善点
・3人の一行に理系のハッカー眼鏡女子がいてラストにぽっちゃり君と付き合えればよかったです。そのくらい応援したくなります。

◆総括
・多少のグロもありますがジャンル的にはコメディ映画で家族で楽しみたいところですがエロシーンもあるので[お茶の間凍りつき注意報]を発令いたします。