キム・ガンウ目当ての鑑賞でしたが、めちゃくちゃ大好きな作品でした。
こういった「普通の人」を過剰にドラマティックにすることなく描いたヒューマン映画は本当に大好きです。
また、日頃自分が当たり前の様に利用している電車を運転する運転士の仕事を観客が運転士目線で理解していける描写の数々もとても良かったです。
運転席目線での地下鉄のトンネルを進んでいく、単調だけれどどこか危なっかしい演出も本作に重要な役割を果たしていました。
暗いトンネルの描写が続くなか、ラスト光が見える演出も見事でした。
また地下鉄の運転士を演じるキム・ガンウのカッコいいけど、ちょっと頼りなさげな感じが本当に大好きでした。
ところで地下鉄の運転士ってみんなおしっこしたくなったらカップにしているのでしょうかね?笑
ちょっと笑ってしまったシーンです。