一言で表すなら「緩い」映画でした。
〝人類初の月面着陸は、実は作り物の映像⁉︎〟
誰もが一度は耳にしたことがある都市伝説だが、今作はこれをベースに作った作品。
かなりpopなポスターに目を惹かれ、話を聞くとなんと「月面着陸が失敗した時用の映像をスタンリーキューブリック監督に頼みに行く…」
最近『時計仕掛けのオレンジ』を観た僕にとっては、かなりタイムリーな映画なわけで迷わず早速レンタル‼︎
あまりハリーポッターにハマらなったからロン役のルパート・グリント君に対する感情はそこまで無かったんたけど、今作の〝売れない歌手のマネージャー〟っていう役はかなりハマってたね。またロンパールマンのCIA役も緊張感あって、全体的にキャスティングは良かった。
しかし思えばほとんど笑わずにオチを迎えていた。もうネタがくだらなすぎて笑えない。
結局期待していた、スタンリーキューブリックに対するオマージュシーンもほとんど無く、気付いたのは『時計仕掛けオレンジ』のBGMを使ったトイレでのアクションシーンのみ。しかもこれが今作で唯一印象的なシーンになった。
また終盤の、恐らく山場であろうアクションシーンもかなりあっさりしていて、過激さを期待してみると拍子抜けしてしまうかもしれない。
