Yuto

ぼくの伯父さんのYutoのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
3.9
まるでポストカードになるような美しい一枚絵の連続を見ているようだった。ヨーロッパらしいといえばそうだと思う。上品なコメディというか、喜劇だ。

初めは無声映画なんじゃないかと思うくらい、台詞はほぼないけれど、この映画のテーマの一つは音なのであろう。少し風刺的に近現代に溢れかえっている、不自然で機械化されているノイズを見事に表現しているなあと感じた。

同じ体験を共有すること、これが距離の縮め方。
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