ニーナ・シモン 魂の歌のMiYAのレビュー・感想・評価

ニーナ・シモンの人となりに興味があり、音楽には正直関心がなかったのですが、あまりに独特な音楽性に驚きました。ピアノと歌は別の旋律を奏でているようで。とにかくピアノが上手い。

公民権運動に深くコミットし、直接的で過激な歌詞は強烈。キング牧師やマルコムXと共に運動の象徴的存在になったとか。そんなミュージシャン、この人だけでしょう。

彼女はバッシングに遭い、精神的なバランスを崩して表舞台から姿を消す。そして友人のサポートにより復活。そんな彼女の激動の人生にもインパクトがあります。