このレビューはネタバレを含みます
大昔にアニメを見たので鑑賞。キャラがみんな立ってて楽しめた。
【良かった点】
・旭のキャラ。やる気満々で素直でおだてられると調子に乗ったり流されやすくて単純思考なところが可愛かった。フリーが泳げなくなってすぐ図書館行って参考になる本探したり、家で(あんまり効果なさそうだけど)解決策を自分で考えて実践してたりと行動派な点も見ていて応援したくなった。
・郁弥が「部活に入ってないのに(無駄じゃないって)なんでわかるんだ」と旭に聞いたとき、「わからねーから入るんだ。入ってもねーのにわかるわけないだろ」と答えたところ。
・怜と旭の図書館での絡み。怜の、頼まれると弱くて、なんだかんだ相手のために真面目に考えてくれるところが好きだった。感謝されたのが嬉しくて余計なアドバイスもしたのに旭は気づいてないにも不憫で可愛かった。
・郁弥の不器用で健気なところ。遥の食べる順番から真似るのが完璧主義っぽいなと思った。嫌いな牛乳頑張って飲んでるのも可愛かった。
・尚の、のほほんとしてるのに実は洞察力が鋭くて、真琴の本心を指摘したシーンがギャップあって良かった。おそらく尚は病気になってから周りに心配され気遣うことが増えたと思う。人の感情を察知するのが鋭くなったから、真琴の本心も見抜けた気がする。
・終盤に旭が言った、「前のチームが一番だと思ってるけど、こっちでも一番になれたらいいと思ってる」ってシーン。旭は序盤に「前のチームでリレーやりたかった」と言ってて正直なやつだと思ったけど、今はどっちも一番を望んでるなんて良い奴だと思った。
一番は別に一つじゃなくても良いんだなと思った。
【残念だった点】
・郁弥が、本当は兄に見捨てられたんじゃないとわかってるのに、終盤まで変わろうとないのが勿体無かった。努力家でいい子なのはわかるけど、もっと郁弥にしかない長所を知りたかった。